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食品衛生の国際舞台から現場まで~故・豊福肇氏を偲んで(2023年12月15日)

SFSS理事野田 衛 「はじめ」に 食品安全に多大な貢献をされた豊福肇氏が2023年9月21日旅立たれました(享年63歳)。謹んで、豊福氏のご冥福をお祈りいたします。豊福氏は、現場を知り、世界標準で食の安全を考えることができる、数少ない研究...
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トリチウムの生体影響について:科学的な視点から(2023年12月15日)

茨城大学大学院理工学研究科田内 広  2023年8月末、福島第一原子力発電所からの「ALPS処理水(トリチウム以外の放射性物質を規制レベル以下まで除去した水)」の海洋放出が開始された。2回目の放出が行われた時点で、放出口の近接エリアで10ベ...
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細菌性食中毒発生をリスコミで減らすには(2023年12月15日)

国立医薬品食品衛生研究所岡田 由美子  多くの食品は無菌ではない。「発育しうる微生物がいない」ことが規格基準となっている食品は、いわゆるレトルト食品や液状ミルク(いずれも未開封の製品)等、一部の食品のみである。生の肉や魚に細菌が付着している...
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SFSS主催フォーラムのこれまでの経緯(2023年10月26日)

SFSS副理事長阿紀雅敏  SFSSは年2回の食の安全と安心フォーラムと年4回の食のリスクコミュニケーションフォーラムを開催しております。前者は隔年で食中毒・微生物管理と食物アレルギーに関するテーマを取り上げています。これら年6回のフォーラ...
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「食の安全と安心通信」第50号を迎えて(2023年10月26日)

特定非営利活動法人食の安全と安心を科学する会(SFSS)理事長 山﨑 毅 Takeshi Yamasaki, DVM, Ph.D.  NPO法人食の安全と安心を科学する会(SFSS:NPO, the Science of Food Safe...
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諸外国における”食品安全法規制”について(2023年5月20日)

三井物産株式会社 流通事業本部 戦略企画室 シニア品質保証戦略コーディネーター 荻原定彦  食品輸入に関する各国HPが充実する中、食品輸出の各論は農林水産省のHP(※1)や委託事業(例えば※2)にお任せするとして、輸出入リスクを回避するため...
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FAOが突きつける食環境の危機シナリオ(2023年5月20日)

ニューラルCEO/信州大学特任教授 夫馬賢治  「食の安全」には2種類ある。食べても安全な食品かに関する「食品の安全(Food Safety)」と、私たちが生きるためには必要な食料が手に入るかに関する「食料安全保障(Food Securit...
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食中毒統計ではわからないリステリアの食中毒リスク(2023年5月20日)

学校法人東京農業大学 食品安全研究センター長/総合研究所教授 五十君靜信  リステリア モノサイトゲネス(Listeria monocytogenes)は、河川水や動物の生息環境など自然界に広く分布する。1980年代以前までは動物の感染症の...
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生協組合員はゲノム編集食品をどうとらえる?(2023年3月19日)

生活協同組合コープこうべ 古山みゆき  ゲノム編集食品に対する消費者の受け止めはさまざまであり、「生協」でもその考え方、方針は一つではありません。 地域生協のひとつ「コープこうべ」では、ゲノム編集食品については自主基準などによる特別な制限は...
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ゲノム編集食品のリスクコミュニケーションの課題(2023年3月19日)

愛知大学山口治子  前回のアーカイブス(山口、2021)で、ゲノム編集食品には無知性にかなり近い曖昧性のリスク課題が残っていることを述べた。さらに、このような課題への対応は、新規技術開発に関する情報提供のあり方を構築し、リスクガバナンスの再...
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