4月1日から「日本人の食事摂取基準(2025年版)」が始動しました。
それに際して、女子栄養大学出版部より報告書全文を収めた書籍
『日本人の食事摂取基準(2025年版)』が刊行されました:
『日本人の食事摂取基準(2025年版)』解説 佐々木敏 上西一弘 石田裕美
B5判560頁 定価2090円(本体1900円+税)
食事摂取基準は、3つのオリジナル解説つき
●総合解説「一問一答でつかむ食事摂取基準」(佐々木敏)
一問一答の解説を読み進めるうちに、食事摂取基準の基本や2025年版の改定ポイントがつかめます。
解説中に報告書本文の関連ノンブルを挿入しており、
報告書のどこをどのように読んだらよいかをガイドいたします。
●「食品」について熟知することが第一歩 (上西一弘)
食事摂取基準を活用するためには食品の栄養成分についての知識が必須であることをお伝えし、
各栄養素を多く含む食品の一覧表を掲載しております。
●特定給食施設における食事摂取基準の活用(石田裕美)
給食施設における献立作成において、食事摂取基準をどのように反映させたらよいか、
弊部への食品成分表関連の問合せを鑑みましても特に混乱が大きいようです。
「特定給食施設における栄養管理のPDCAサイクル」の図とともに簡潔に解説いただきました。
なお、現在発売中の『八訂食品成分表2025』でも
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の解説があります。
成分表では、プロスキー変法の食物繊維総量を本表にも収載するなど
より活用しやすい並びとなっております。
『八訂食品成分表2025』 AB判512頁 定価1870円(本体1700円+税)

SFSS 山崎
「食のリスク」や「食品安全」を理解するためには
栄養学について詳しく学ぶことが重要ということでしょう。