食の安全と安心フォーラムⅣ

一般公開シンポジウム
テーマ:食の放射能汚染と健康影響について科学する
日時:2012年1月29日(日)
場所:東京大学農学部キャンパス弥生講堂(東京都文京区弥生1-1-1、300人収容可能)
主催:NPO食の安全と安心を科学する会(SFSS)
後援:東京大学大学院農学生命科学研究科附属食の安全研究センター

2012年1月29日(日)、東京大学農学部キャンパス弥生講堂(東京都文京区弥生1-1-1)にて、当NPO主催「食の安全と安心フォーラムⅣ ~食の放射能汚染と健康影響について科学する~」が開催されました。

今回で第4回目となる「食の安全と安心フォーラムⅣ」は、昨年3月11日に発生した東日本大震災とそれに派生して起こった福島原発の放射能汚染問題と風評被害の問題が頻発するなか、当NPOのミッションである消費者の「食の安全と安心の最適化」をめざすため、テーマを「食の放射能汚染と健康影響について科学する」に設定し、一般公開シンポジウムを開催したものです。

本シンポジウムでは、大分県立看護科大学教授であり文部科学省放射線審議委員会の委員でもある甲斐倫明先生より「低線量放射線の健康リスク」、東京大学大学院農学生命科学研究科教授中西友子先生より「福島原発事故による農水畜産物の放射能汚染に関する研究プロジェクトの進捗について」、東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場教授の眞鍋昇先生より、「福島原発事故による畜産物への放射能汚染:乳牛における放射性セシウム動態を中心に」、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授の細野ひろみ先生より「牛肉の放射能汚染に対する消費者の意識と行動」について、それぞれご講演いただきました。

また、シンポジウムの最後に演者が参加者からの質問を受ける形で、パネルディスカッションが行われ、参加者との意見交換を行いました。

会場には、産学官の専門家、学生、一般市民、メディア関係の方々等、関係者も含めて100余名の方々が参集し、本会終了後も活発な質疑応答が行われ、本テーマに対する関心の高さを実感しました。

なお、次回のシンポジウムは本年7月に予定しております。詳細が決まりましたら、当NPOのホームページ等で改めてご案内いたしますので、今後ともよろしくお願い致します。

詳細につきましては、「理事長雑感」のシンポジウム聴講レポートよりご確認ください↓

・シンポジウム聴講レポート

シンポジウム聴講レポート:食の安全と安心を科学する会(SFSS)
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