ゲノム編集トラフグ『22世紀ふぐ』に関する有識者有志の見解

首題の件、京都府宮津市の市議会に、ゲノム編集トラフグ『22世紀ふぐ』に関する有識者有志の見解を3月30日付で提出しましたので、以下をご参照ください。

-------------------------
2023年3月30日(木) 8:00

宮津市議会議長
德本 良孝 殿

初めてメールを差し上げます。
食の安全と安心を科学する会(SFSS)の山﨑と申します。

私どもNPO法人食の安全と安心を科学する会(SFSS)は、
食の安全と安心の最適化をミッションとして、
食のリスクコミュニケーション活動を推進する市民団体です。
活動の詳細はこちらよりご参照ください ➡ https://nposfss.com/

首題の件、この度は唐突なご連絡となってしまい、
またメールによる見解の提出となったことにつきまして
まずはお詫び申し上げます。

さて、宮津市のふるさと納税返礼品に提供されている
ゲノム編集トラフグ『22世紀ふぐ』(リージョナルフィッシュ株式会社)に対して、
一部の市民団体が食の安全・安心に関わる懸念に基づき、
返礼品から削除するよう宮津市に請願し、市議会にて継続審議中と伺いました。
(元毎日新聞編集委員の小島正美氏よりご連絡いただきました)

弊会としては、宮津市ふるさと納税返礼品の採否について
見解を述べる立場にありませんが、
「ゲノム編集トラフグ」の食の安全・安心に関する懸念については
科学的根拠に基づく公共政策がなされるべきと考えますので、
食品安全に詳しい有識者有志の見解を添付のとおり作成し、
宮津市議会に提出させていただきます。

宮津市議会の議員の皆様におかれましては
科学的根拠に基づいてゲノム編集トラフグの
「食の安全と安心」を適正にご評価いただいたうえで、
公共政策の採否を議論されることを希望します。

添付の有識者有志見解についてご不明の点がございましたら、
SFSSの山﨑毅までご連絡ください。
➡ 090-3527-0273

お取り計らいの程、よろしくお願い申し上げます。

山崎 毅 Takeshi Yamasaki, DVM, Ph.D.
(特非)食の安全と安心を科学する会(SFSS)理事長
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学農学部フードサイエンス棟405-1号室
090-3527-0273
takeshi.yamasaki@nposfss.com

<食品安全に詳しい有識者有志による見解(令和5年3月30日;SFSS)>

タイトルとURLをコピーしました