メロディアン株式会社は大阪府最後発の牛乳会社として昭和33年に創業し、昨年12月に57年目を迎えました。【いつも先手のメロディアン】という企業概念のもと、昭和52年に日本で初めてポーションタイプのコーヒーフレッシュを発売しました。以来、ポーション容器への無菌充填技術や、業界初の、開封時に内容液が飛び出さないスプリングボトム容器を採用するなど業界トップクラスの独自技術を開発、今も進化し続けています。また、HACCP認定の工程管理の他、ISO9001を取得するなど、徹底した品質管理を基にお客様に安心していただける商品を提供しています。
<水素水に関するこれまでの研究報告事例>
主力商品であるコーヒーフレッシュの他にも『黒酢で元気』や『甘酒』などの「おいしさはしあわせ」・「美と健康」をコンセプトとした商品の開発・提供をしております。その「美と健康」を追い続け、たどりついたのが2006年に業界に先駆けて商品化しました水素水になります。今日では、活性酸素をテーマとしたテレビ番組において、「水素水」の効果が大きく取り上げられており、水素水の市場は非常に拡大しております。
日本医科大学の太田成男教授と共に研究を進めた水素の効果は、2007年に世界的医学系雑誌『ネイチャーメディシン』にて水素の抗酸化効果・健康効果を発表されその後、現在約400報以上の学術論文が発表されています。水素の抗酸化力の一つとして、一般的に強い抗酸化剤(ビタミンCなど)と違い、活性酸素の中でもスーパーオキシドのような生理活性に必要な善玉活性酸素は消去せず、脂質酸化、蛋白変性やDNA損傷に影響を与える悪玉活性酸素(ヒドロキシラジカル)のみを消去すること、すなわち選択的消去が利点となっております。このように選択的に悪玉活性酸素のみを消去することから、多くの臨床試験・モデルマウス試験に応用されております。例えば臨床試験として、ある種の難病患者の症状緩和や脂質糖代謝改善が報告されております。さらには近年の高齢化に伴い、増加傾向にある退行性疾患に対してもモデルマウスを用いた結果から改善効果が報告されております。それらのメカニズムとして水素には抗酸化・抗炎症・エネルギー代謝促進の作用があるとされております。昨年、大阪市立大学との共同研究による臨床試験において、メロディアンの水素水を飲用することで日常生活における快活度が改善する効果を有することを明らかにしております。現代の日本のストレス社会において、水素水が欠かせない時代が近づいていることと思われます。
水素水の開発・研究を開始してから11年目になり、まだまだ水素の効果は未知数の可能性を秘めておりますが、日々より良い高品質な水素水を提供できるように研究開発を行って参ります。その中で、特にこの素晴らしい力をもつ水素分子は宇宙で一番小さく、容器に密封し長期保存することが大変難しいとされておりますが、独自の製法と特殊なアルミパウチ容器にて業界トップレベルの水素濃度の成功をおさめており、今後も引き続き更なる進化を目指して参ります。
今回、ご紹介した「水素水」をはじめ、わたしたちは食品メーカーとして『食』を通じ、お客様の健康な生活のために、新商品開発に努めて参ります。