SFSSファクトチェック運営方針

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 特定非営利活動法人食の安全と安心を科学する会(SFSS)は、以下の方針に基づいてファクトチェックを実施します。なお、本運営方針はファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)のファクトチェック・ガイドライン(2019年4月2日改訂)に準拠して作成しました。

<目的>
 事実に基づかない科学報道やエビデンスの薄弱な言説によって、市民の健全な生活習慣(とくに食生活・運動習慣・健康管理手法など)や正しいリスク認識による行動判断が脅かされないよう、メディア報道やインターネット上の言説のファクトチェック(真偽検証)を行います。

<対象範囲と選択基準>
 ファクトチェックの対象は以下の範囲とします。
国内のマスメディア/ソーシャルメディアにおける食・健康・医療に関する科学報道や言説のうち、検証可能な事実を対象とします。有識者等の発言を引用した報道や著作物であっても、当該発言内容が検証可能な事実に関するものであれば対象とします。
 また対象範囲の言説の中から、市民に対する影響が大きいものを優先的にファクトチェックし、事実検証することの公益性が高いものを選択することを原則とします(重箱の隅をつつくような検証は行わない)。

<判定基準>
 SFSSは、本ファクトチェックの結論として、以下の判定(レーティング)基準を用いて発表します:

レベル0(正確)言説は、科学的根拠が明確な事実に基づいており正確である。
レベル1(根拠不明)調査の結果、事実かどうかの科学的根拠が見いだせなかった場合。
なお、科学的根拠を示すべき責任は言説の発信者にあるものとする。
レベル2(不正確)事実に反しているとまでは言えないが、言説の重要な事実関係に
ついて科学的根拠に欠けており、不正確な表現がミスリーディングである。
レベル3(事実に反する)言説は、科学的根拠を欠き事実に反する。
レベル4(フェイクニュース)言説は事実に反すると同時に、意図的な虚偽の疑いがある。

<訂正方針>
 SFSSの記事に誤りがあった場合には、当該記事の末尾に訂正日付とともに明記します。
 ただし、誤字脱字の修正など、内容に影響しない軽微な表現上の修正を除きます。

<運営主体>
 本ファクトチェックプロジェクトはSFSS(特定非営利活動法人食の安全と安心を科学する会)が運営しています。SFSSは主に、正会員・賛助会員の入会金・年会費、ならびに一般からの寄付金によって事業活動を行っています。SFSSの定款・役員名簿・事業報告など事業活動の概要については「組織概要ページ」にてご参照ください。

*編集責任者: 山崎 毅 (SFSS理事長)
 スタッフ: SFSSの理事、正会員、事務局職員など

<問い合わせ先>
SFSSへの情報提供・問い合わせ先はこちら(info@nposfss.com)

(第三稿:2018年1月26日 12:00)

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