1):NPO食の安全と安心を科学する会(SFSS) 2):東京大学 食の安全研究センター
[ 試験材料と方法 ]
1.検体
(対照区):市販の未加工保存用ジッパー袋、 (試験区):エンバランス加工保存用ジッパー袋
2.試料
市販の生鮮食品(スイートバジルおよび生しいたけ)を東京都内のスーパーマーケットにて購入し試験に供した。
3.試験方法
各試料を10℃恒温で保存し,経時的に一般細菌数(生菌数)の測定,外観観察及び写真撮影を行った。測定は各3回ずつ実施した。
[ 結果の概要 ]
エンバランス加工保存袋は未加工保存袋と比較して、バジル・しいたけともに6日間~10日間の冷蔵保存条件での品質劣化を明瞭に低減化する効果を外観観察により認めた(一般細菌検査では有意差なし)。